正月くらいは仕事をするまい、と決めていたのですが挨拶くらいはしなくては、とBLOGを書いています。
今年もどうぞ宜しくお願いします。

振り返ると2009年は維新隊にとって、いろんなことを試してきました。
ミニ映画「維新隊は見た!」の上映に始まり、勉強会や廃油キャンドルの作成。そして歌手の泉谷しげるさんをゲストに迎えてのGHP祭。
その後は新橋のビルを借り切ってのフリーマーケット「維新の蔵」や、豪華賞品をプレゼントにしたひまわりスマイルフォトコンテスト。
バーベキューとエコクイズを絡めて啓発につなげたBBQuestionをしたことで、環境問題に興味のない人たちの意識を変えられた実感を得られた時、理想と現実のギャップに苦しみながらも、敢えて非難されることも覚悟しながら啓発にプライオリティを置いてきました。
そこで生まれたアイディアが学生を中心にした「プロジェクトY」だったのです。
環境問題は沢山の要素が絡まっている分、学者でさえもさまざまな意見を持ちながら対立しているので当然と言えば当然のことかもしれませんが、異常なエコブームとも言えるこの国では「環境スノッブ」のような方が、特にネット上でお互いの活動を非難し合っています。
例)mix○のコミュニティなど
ネット上だけでなく実際に沢山の人と会う機会の多い私が感じることとして、私たちが心を痛めている環境問題は、スイッチの入っていない人にとって「どうでもいい」と言い切られることが多いのですが、そんな事実から目を背け、本来環境問題に意識の高いであろう者同士がお互いに揶揄し合う書き込みを見る度に、私は少なからず心を痛めています。
以前から書いていることですが、私が活動を始めた大きな理由は本業である音楽とLINKしており、使い古された言葉ですがLove&Peaceを伝える為であると言えます。
だからこそ、我々のスタンスは「何が正しい」と決めつけるのではなく、現実問題としての環境問題に一人でも多くの人が目を向けられるよう、辛いエコではなく「楽しいエコ」を提案しようとしているのです。
いつも思うことですが、匿名性の高いインターネットは便利な反面、上辺だけしか見ないまま他者への攻撃性を高めます。
「話せばわかる!」が通じない相手も当然いますが、私たちは他者との溝をミクロなレベルから埋めて行くためにも、現実に人と人とが会う場を提供し、2010年もさまざまな方法で企画を実現していこうと考えています。
まだまだNPO法人環境維新隊は新たな仲間を募集し続けておりますので、興味のある方は是非一緒に活動していきましょう。